megahertzの所有するポンコツ2輪と4輪を貴重なインターネットリソースを使って整備日誌代わりにする亡備録です。
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埼玉は朝から雨です・・・。
こんな日は電気回路をやるのが一番です。 発電量にかなりの問題を抱えたうちのエスロクですが、容量アップを狙って最新軽自動車のオルタネータへのスワップを行おうと目論んでいます。 最新軽自動車にはデフォッガやらエアコンがついていますので容量やエンジンに掛かる負荷を考えればベストなソリューションです。 なにしろ、何も考えずともアイドリングでも安定して充電するのがICレギュレータビルトインのオルタネータの最大の特徴です。(発電容量も大きい) 取り付け時に問題となる項目をリストアップします。 ・マウント位置のオフセット角 ・ICレギュレータビルトインのオルタネータを取り付けるのでチリル式の レギュレータの取り外しと再配線 ・オルタネータの結線確認・コネクタ形状 次に必要なもののリストアップをします。 ・中古の程度のよいICビルトインオルタネータ ・ハーネス・カプラ等の線材・インシュレーター等 ・アルミパイプ さらにエスではオルタのプーリーでラジエータファンを駆動しますが、新しいオルタネータではオフセットが変わるのとプーリーが使えないのでファンが使えません。 ですので下記のものが追加で必要になります。 ・電動ラジエータファン(S600/S800へのポン付けのものがスプレッドツールさんの所で売っています(34650円) ・サーモスイッチ 電動ファンは単品では廻りっ放しになってしまうので、冬場はオーバークールになってしまいます。そこでサーモスイッチが必要になります。 サーモスイッチはセンサの感温温度に応じてスイッチがON/OFFに切り替わるスイッチで サーミスタ型とバイメタル型など数種類あります。 固定値でON/OFFが切り替わるタイプと可変抵抗でON/OFF温度を変えられるタイプの 2種類あります。これはOT誌でおなじみのビルダーズハウスさんがヤフオクで取り扱い製品を販売しています。(5890円) さらに、ICレギュレータビルトインタイプの最近のオルタを流用する場合は出力コネクタがこのような特殊なものを使用していますのでこのためのカプラを用意する必要が出てきます。 プーリーも最近のものはリブベルトでVベルトではないのでそのままでは付きません。 リブベルトものの場合はさらにプーリーの交換も必要です。 これはダイハツのタントという軽(L350)の中古オルタですが、軽自動車用としては新目ののC端子が付いている最新型です。この端子に関しては後述。 換装用の選定基準は走行距離の少ない程度のよいものを探します。 ヤフオクではコンスタントに安くてよいものが出ていますので探しましょう。 特にポイントはブラシやベアリングの傷みの少ない事故車引き上げ物を狙うのがポイントです。 リビルドオルタを出品している業者のものはコア引き取りが前提ですからこういったものに手を出してはいけません(笑)高いうえにコア代までを請求されます。 私が買ったタントのオルタはVベルトプーリーではないのでプーリーの交換が必要になります。そこで2コイチをやります。同じメーカのオルタならば年式が近い場合はポン付けで交換できます。 プーリーですが、過走行車のL200ミラのオルタあたりが1000円前後でコンスタントに出品されています。このL200系ではVベルトを使用していますから、いいかもしれません。オルタがまともだった場合は端子も(L端子とIG端子のカプラ)+B端子の3結線で済み、配線も簡単です。 オルタと接続するカプラですが、運良くヤフオクで売ってました。ちょっと高いですが(1050円)ショートの危険なく結線できますので1個買っておくといいでしょう。 もっとも、手に入りそうもなかったので私はエーモンのスピーカー用端子を使う気でした。一応紹介します。 コード類は入手性からエーモンでよいでしょう。 B端子は大電流が流れますので8Sq.程度のアーシングケーブルなどを加工して使います。 それ以外は大きな電流は流れませんから、通常の細いハーネスで十分です。 エスロク用電動ファンがスプレッドツールから届きました。 こやつは大飯喰らいなのでオルタスワップをしないとバッテリの容量を気にしながらちまちま走るといった何とも精神衛生上宜しくない事態になります(w 特にサーモセンサで制御せず、常時ONで使用する場合はバッテリに負荷が掛かることとになります。 ここでまず、オルタネータ素人の私が付け焼き刃の知識をつけるために(笑) オルタの種類を確認します。デンソー東京のページに親切な解説ページがあります。 ICレギュレータビルトインのものにはいくつか種類があり、出力ピンの名称でおおよそ大別できます。 そしてその判別方法は意外と簡単です。 このマークが示すピンアサイン(出力端子の機能割り当て)によって大別できます。 オルタネータ上部にある大きな端子がB端子、カプラ内にIG端子、L端子、C端子となります。ちょっと古い軽のオルタだとカプラはL字状の2端子カプラになり、IGとL端子のものが多くなります。(ダイハツの場合) そしてタントのオルタは下記の回路図が当てはまることになります。 電気業界では一般的にLoとはGND(アース)にショートさせることを意味し、Hiはその端子をOPENにする(つまりどこにも接続しない)を意味します。 C端子は一見ECUに接続されているために難解に見えますが、4ビットや8ビットなどの多段処理を行っているわけではなく、電気的に単純にLo/Hiの切り替えをECU内で行っているだけであり、極めて原始的な制御方法です。 平たく書くとC端子をアースに落とせばLow(低負荷/低発電量)モードで発電し、エンジンのパワーを引き出すために発電量を絞った動きをすることになります。 一方でHi(つまりどこにもC端子を接続しない)にした場合は通常のB/IG/L端子のものと同じでつねに最初から最後まで同じ発電量を負荷に対し供給するモードとなります。特にこのギミックが必要でなければ接続する必要はありませんが、スイッチをつけて「何ちゃってスポーツモード」とかにはできそうですが(w Loでは当然オルタの回転は軽くなりますから、ふけ上がりがよくなります。 ですので、エスで使う場合はIG/L/Bの3端子ものとIG/L/C/Bの4端子もの、どちらでも特に意識することなく、好きな方を使うことができそうです。 IG/L/Bの3端子オルタの結線図を下記に示します。 回路図を見るとクラクラする方も多いでしょうが、(私も!) もう少し我慢して下記の回路図を見てください。これらの回路はオルタネータ内のICレギュレータ回路まで包含されていますので難しく感じますが、実際に結線が必要となるのは赤丸部分の端子の部分だけです。(つまり4箇所) 黄色の囲い部分はオルタネータ内の回路なので気にとめる必要はありません。 さてさて、ネタは揃いました。週末がちょっと楽しみです。 PR ![]() ![]() |
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