megahertzの所有するポンコツ2輪と4輪を貴重なインターネットリソースを使って整備日誌代わりにする亡備録です。
スバル360/ホンダスポーツS600/メグロSG
ホンダドリーム50/ホンダモンキー/ほかいろいろ。
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4月某日、かねてから狙っていたもぎとりスペアのキャブが来た。
このキャブはKEIHIN製CV4連キャブレータというものです。 すでにスロットルボディあたりから年季を感じますが、車体にくっ付いていたものから考えて40年の齢(よわい)を迎えている辺りに何か感慨深いものを感じます。 バイクのページでも書きたいのですが、このころのフロートボディには真鍮が使われており、接合部は半田で付けられ密閉されています。 この組み立ては非常に技術がいると聞いたことがあります。 以前スバル360のシングルキャブ(日立製)をバラして清掃組立したことがありますが、構造はこちらCVのほうがより複雑で同調も難儀しそうです。 シングルキャブは好んでバイクで使いますが、専らケーヒンのバイクキャブは洗ってきれいに組み付けるだけで燃調調整とアイドルをとるぐらいで良く、整備性のよさを感じましたが、さすがにこれは難しそうです。4連の同調調整もさることながら、 ジェットの穴もニードルも繊細な感じで無理な力を加えれば折れてしまいそうです(特に先端部) スペアのキャブは化粧直しを受けていてシルバーの塗装がされていました。 しかし十分な塗装でないためボロボロと剥れ、よりボロさを露呈しています。 今までキャブ掃除にはキャブクリーナーが定番でしたが、今回はこの程度では取れないと判断し、ドブ付けをすることにしました。 ドブ付けの定番といえばこれ、 サンエス K-1 家庭用アルカリ洗剤の強力版で粉末を熱湯で溶いて使います。 近所のアストロで売っていたものの、使う機会がなく倉庫へお蔵入りしていたもの。 この洗剤は熱湯(7-80度位)でないと威力が半減するので要注意。泥まみれのグリス様なものも小一時間程できれいに溶け出します。 これで落ちない場合はブラシを使って落とします。 水で濯ぐと脱脂状態になるのでさびる前に摺動部にオイルをわずかに注油しふき取ります。 素人仕事はここままで。後はキャブのプロフェッショナルに任せることにします。 乾燥中の図 今回は使っていませんがこんな便利なグッズがありますのでご紹介。 ポンコツ人生を歩みたい諸兄にお勧めする逸品。 スピナールS1 ジェットのつまりは上記のサンエスK1で漬け込んでおけば、とろけて穴が通るのですが、お不動さん(不動車)から取り外したようなキビシ目のブツにはこいつが覿面に効きます。もっともこのアイテムは塗装時の虫や埃を絡め取るアイテムなんですが、針が極細かつ柔軟性があるため荷札の針金を目を細めながら作業するよりも効率的かつ効果的です。 ただし、針にエッジ(折り返し)が付いているのでジェットの穴を通した後に絶対にゴリゴリやってはいけません。穴が広がって番手が変わります。燃費も悪くなり燃調も狂ってしまいます。 PR ![]() ![]() |
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