megahertzの所有するポンコツ2輪と4輪を貴重なインターネットリソースを使って整備日誌代わりにする亡備録です。
スバル360/ホンダスポーツS600/メグロSG
ホンダドリーム50/ホンダモンキー/ほかいろいろ。
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キャブ・電装を疑う前に実は確認したところがありました。
そう、燃料ポンプ前に付いていた某二輪車アフターパーツメーカ K○JIMAの燃料フィルター(ストレーナー) しかし、燃料タンクの錆をポンプが勢い良く吸い込むため半年ほどで定期的に詰まるため、ガソリンの流量不足で息継ぎすることがあったのでした。これをこれまたVW専門店で買った1個250円(!)の大型ストレーナーに交換するためパイプを外そうと試みたところ、パイピングの根元から燃料パイプが抜けてしまいしました。 さすがに私もこれには驚きましたが、問題は差し込まれていた部分に手が入らない(ラジエーター下端部)ことと、ホースが硬化しており、ひび割れてくるのは時間の問題でいつ車上火災になるか考えるとどうにも交換しておいた方がよさそうです。 いつもならばバイク用の燃料ホースを付けるところですが前回嫌な予感がしたmegahertzはこれまたVWショップで買ったリール巻きの燃料ホースを使用することにしました。見た目のスマートさに欠けますが、径のフィッティングの良さなどは抜群に良く、単価が安いのでお勧めです。 もちろんホースクリップも使えますので問題ありません。 オリジナルを入手することは大変に困難ですので、オリジナル然としたい場合はバイクパーツを扱う店で切り売りしている燃料ホースが良いかと思います。値段は1000円/m程度でやや高価です。 こんなやつ 園芸用の耐油ホースは耐熱加工がされていない上に硬化して手に負えなくなるので使用してはいけません。 PR
ここのところ停滞気味の修理ですが、その理由として電装のトラブルがあります。
このS600という車、キャブ車であることはもちろんのこと、電装も当たりまえですが 40年前のままです。日本製品の耐久性には全く驚かされますが、さすがに齢、へたりや劣化があちこちで見られます。特に摺動部があるデスビ(デストリビューター)は ポイント式と呼ばれる奥ゆかしい昔の伝統的な点火方式です。 しかし火花がこのコンタクトブレーカー間にも飛ぶため磨耗し、点火時期が少しづつずれる欠点があります。 てっきり燃料周りのトラブルと踏んでいたmegahertzでしたが、スパークプラグをはずし、点火状態をチェックすると火花が飛んでいない・・・。orz まぁ、ポンコツ車にはありがちなパターンですが、こと電装となると気が重たいのであります。 Hondaの当時のサービスマニュアルにはきちんと配線図が掲載されており、一見気が利いている様に思えますが、そこは中古車の怖いところ。純正で指定されたハーネスマークが見つかりませんから、実体配線を目で追いながらテスタで欠損箇所を丁寧に探します。これは途中でユーザーかショップで手術を受けた際に純正ハーネスではないものと交換された場合によく起こります。 純正ハーネスの被覆には色や模様が描かれており、これを元にどの部分の配線であるかが視覚的に把握できるようになっています。 しかし、今回の場合、ハーネスが交換されている箇所があるので難儀します。 コンデンサ・コイルなどは傷みやすいパーツのひとつです。 これらを他車(VW)から流用したBOSCHパーツに変えてみます。 ・・・駄目でした。orz ではパーツを戻して各端子間の導通をチェックすることにします。 見たことのない端子が接続されないままメンバーからぶら下がっています・・・。 どうやらこの車、パンドラの箱の様相を呈してきました。 でも、回路図をぼんやりと眺めていると・・・。 そういえば俺の車のハンドルロックって指でくるくる回ったような!? でもセルも回るし、燃料ポンプもカチカチ言うしなぁ?? 真相は週末までお預けとなりました・・・。 エスロクの全体配線図はここです。
4月某日、かねてから狙っていたもぎとりスペアのキャブが来た。
このキャブはKEIHIN製CV4連キャブレータというものです。 すでにスロットルボディあたりから年季を感じますが、車体にくっ付いていたものから考えて40年の齢(よわい)を迎えている辺りに何か感慨深いものを感じます。 バイクのページでも書きたいのですが、このころのフロートボディには真鍮が使われており、接合部は半田で付けられ密閉されています。 この組み立ては非常に技術がいると聞いたことがあります。 以前スバル360のシングルキャブ(日立製)をバラして清掃組立したことがありますが、構造はこちらCVのほうがより複雑で同調も難儀しそうです。 シングルキャブは好んでバイクで使いますが、専らケーヒンのバイクキャブは洗ってきれいに組み付けるだけで燃調調整とアイドルをとるぐらいで良く、整備性のよさを感じましたが、さすがにこれは難しそうです。4連の同調調整もさることながら、 ジェットの穴もニードルも繊細な感じで無理な力を加えれば折れてしまいそうです(特に先端部) スペアのキャブは化粧直しを受けていてシルバーの塗装がされていました。 しかし十分な塗装でないためボロボロと剥れ、よりボロさを露呈しています。 今までキャブ掃除にはキャブクリーナーが定番でしたが、今回はこの程度では取れないと判断し、ドブ付けをすることにしました。 ドブ付けの定番といえばこれ、 サンエス K-1 家庭用アルカリ洗剤の強力版で粉末を熱湯で溶いて使います。 近所のアストロで売っていたものの、使う機会がなく倉庫へお蔵入りしていたもの。 この洗剤は熱湯(7-80度位)でないと威力が半減するので要注意。泥まみれのグリス様なものも小一時間程できれいに溶け出します。 これで落ちない場合はブラシを使って落とします。 水で濯ぐと脱脂状態になるのでさびる前に摺動部にオイルをわずかに注油しふき取ります。 素人仕事はここままで。後はキャブのプロフェッショナルに任せることにします。 乾燥中の図 今回は使っていませんがこんな便利なグッズがありますのでご紹介。 ポンコツ人生を歩みたい諸兄にお勧めする逸品。 スピナールS1 ジェットのつまりは上記のサンエスK1で漬け込んでおけば、とろけて穴が通るのですが、お不動さん(不動車)から取り外したようなキビシ目のブツにはこいつが覿面に効きます。もっともこのアイテムは塗装時の虫や埃を絡め取るアイテムなんですが、針が極細かつ柔軟性があるため荷札の針金を目を細めながら作業するよりも効率的かつ効果的です。 ただし、針にエッジ(折り返し)が付いているのでジェットの穴を通した後に絶対にゴリゴリやってはいけません。穴が広がって番手が変わります。燃費も悪くなり燃調も狂ってしまいます。 |
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